父を不倫相手と別れさせたい

相談者	テツヤさん(仮名)
年齢	２８歳　未婚
地域	大阪
職業	介護士
要望	何も知らないお母さんが可哀想なのでお父さんを早く不倫相手と別れさせたい

仕事帰りのある日、テツヤさん（以後依頼者）はお父様であるダイスケさん（以後対象者）が母親以外の女性と手を繋いで歩いている姿を見かけてしまいました。親密な様子に不信感を抱きます。

帰りが異様に遅い日や、休みの日のはずなのに家にいなかった等が思い返され、親の夫婦仲について疑問を持った事はありませんでしたが、その日を境に両親を観察する様になり、自分が考えていた両親像が覆される様になり、家族を守りたいというお気持ちから弊社にご相談いただきました。

対象者の不倫相手の事は全く分かりません。

一度後姿を見ただけであり、もしかしたら依頼者の考えすぎかもしれない。という旨をお伝えし、まずは対象者の調査を開始しました。

依頼を請けた最初の週の休日は両親で揃って出掛けたという情報をいただいた為に、翌週の休日からの行動調査を行います。

昼から出かけるという言葉を聞いた依頼者が弊社の担当者に連絡を下さった為、緊急で調査員を派遣し、対象者の行動を把握しました。

対象者が出る頃に丁度出くわした調査員が尾行を開始すると対象者の行き先は二階建てのアパートでした。対象者がそのアパートに入り、３０分程張り込みをしていると中から対象者と女性(以後第二対象者)が出てきました。

対象者達はスーパーで買い物をしアパートに戻ります。夕方になり、対象者が１人でアパートから出ると家に帰宅します。その日にあった報告と写真を依頼者に見せ、以前に見た女性と間違いないか？という確認をしていただき、依頼者から同一人物だと思うという証言を取れたので、第二対象者を調査します。

家から１５分位の場所でスナックを経営していている事が判明します。

工作員がスナックに潜入し、何度か通う事で馴染みの店という形を作り、第二対象者目当ての工作員がハニートラップを仕掛けるという手段に出ます。

第二対象者と話しをしていると不倫関係に関しては否定してきます。いつまでも１人でいる事に対する寂しさは抜けないという第二対象者の話しから不倫を本心では望んでいないという事が推測出来ます。

第二対象者との関係が築けたと判断した為、対象者と第二対象者がいる所を見計らってスナックに工作員を向かわせます。

工作員が第二対象者を口説いている状態を見せ、まんざらでもない様子の第二対象者を見ている対象者はイライラしている様子が伺えます。イライラしている所に追い打ちをかけ、お店のお客さん(工作員)と不倫相手を店の中ではお客さんを守るという図を作り出し、二人を揉めさせる様に仕向けました。

何度も繰り返し、二人の間に完全に亀裂が出来、工作員に第二対象者が傾いてきた頃には対象者と第二対象者の関係は完全に終わったモノとなっていました。

依頼者からも休日に出掛ける事がなくなって来たという報告を受け、別れさせ工作が成功した為、第二対象者との距離も少しづつ離れていき依頼を完了させました。