最近のニュースでも取り上げられる事件の中で児童虐待の事件が後を絶ちません。
親の都合、親の抑えられない感情により子どもが犠牲となり、死に至るケースもあります。
相手の男性と知り合い、交友関係から恋心が芽生え恋人になり、順調な恋愛を経て再婚をされ幸せな新しい人生を歩みだしたはずだった。
しかし夫となってから、しばらくすると夫が子供に対して暴力を振るう様になってしまったといったケースに悩まされる女性が非常に多い状況です。
実の両親が子どもを虐待することもありますが、母親の連れ子が再婚した夫から虐待されるというケースも非常に多く見受けられます。
再婚夫が子どもに牙を向く
一つ例えを挙げると「目黒女児虐待事件」がみなさんの記憶にも新しいと思います。
その事件は、2018年3月に東京都目黒区で度重なる虐待を受けていた5歳女児が死亡し、女児の両親が逮捕されたという事件です。
「目黒女児虐待事件」の被害女児は母親と元夫の間に生まれ、父親とは血縁関係がなかった。母親は2016年に父親と再婚。女児への虐待発覚の為、2度児童相談所に一時保護される。
父親は2017年2月と5月に2度女児に対する傷害容疑で書類送検を受けるも、2度とも不起訴。
2017年12月、父親が仕事の都合で東京都に単身で引っ越した。このころには女児に虐待の傾向は見られず、年が明けた2018年1月4日に香川県の児童相談所は指導措置を解除した。その後女児たちは後追いで1月中旬に父親の住む東京都に転居したが、母親は転居先の住所を児童相談所には頑なに明かさなかったという。
2018年3月2日午後6時ごろ、女児は父親の119番通報を受け救急搬送され、同日夜搬送先の病院で死亡した。司法解剖の結果、女児の足には重度の凍傷が認められた。また、死亡前女児は臓器が正常な5歳児よりも5分の1も小さく萎縮していた他、2月末ごろに父親が暴行を加えた後から衰弱し、ほぼ寝たきり状態となり嘔吐を繰り返していたという。
(出展:ウィキペディア)
再婚夫の我が子への暴力に対して、実の母親が何も言えず、逆に加担してしまうケースも少なくありません。何が大切なことなのか、という状況判断が、母親が全くできなくなってしまうこともあるのです。
我が子を全力で守りたい
「我が子を全力で守りたい」そう思って子育てをされているご両親ばかりだと思います。しかし、感情のコントロールがきかず、逆に子どもを虐待してしまう親もいるのです。
そして、先ほどの事件のように、再婚夫という血のつながりのない相手から、再婚してしまったがために虐待を受けてしまう子どもが存在します。
実の母親として、我が子が暴力を受けている姿を見て平気でいられる人は、精神が正常な場合いないと思います。しかし、その暴力を見て見ぬふりをする。加担してしまう、というのは、少なからず再婚夫の目を気にして、自分に向けられる暴力を恐れ、やってしまうということもあります。異常な環境下では異常な精神になってしまいます。
今現在、我が子のために、自分のために、そういった再婚夫と「別れたい」と思っている方もいらっしゃると思います。
「なぜこんな人と再婚したのか…」という後悔の日々かもしれません。
しかし、思考が停止してしまい、そのまま虐待を見過ごして時を過ごしてしまっている方もいらっしゃると思います。自分ではどうしようもないと思いながら、誰にも頼ることができずにいらっしゃる方。悲しみと絶望の日々を送っていらっしゃるのではないでしょうか。
ふと思い立った時がチャンスです。今このブログを読んでくださっている、このタイミングがチャンスとなります。
このまま時を伸ばし、放置してしまうことになると連日のニュースで報道されているような惨い結果になってしまいかねません。
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再婚夫の我が子への虐待が行われている中、妻であり母親であるあなたはお子さんを「守りたい」と思っています。
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