別れさせ屋工作や復縁屋工作の基本的な方法は、対象者に工作員を接触させて、心理誘導を行う方法になります。
心理誘導が工作の肝となるのですが、心理誘導を行う前に接触方法にこだわり、工作員が人間関係を構築する事も含めて、工作の方法をご提案させて頂いています。
工作方法は、対象者の情報を頂き、対象者の性格や考え方などに合わせた方法をご提案させて頂きます。
対象者によって性格や考え方も異なるので、例えば、社交性の有無によっても工作員の接触方法や人間関係の構築方法も変わります。
対象者と接触する際に、対象者がどこにいるか?という情報が無ければ、対象者を探す事から始めなければなりませんし、対象者の居住地が分かるなら、対象者の行動を調査して確認し、対象者とどこで接触すればいいか?を特定しなければなりません。
その為、情報の有無は工作方法をご提案させて頂く際に非常に重要になりますので、情報の有無を面談時に細かくお聞かせ頂いて、工作の方法をご提案させて頂けます。
対象者の性別の様に、男性、女性の違いだけでも、男性・女性のどちらの工作員を接触させるか?が変わり、どこで、どのように、どんなタイミングで接触させるか?
そして、どこで、どのように、どんなタイミングで心理誘導を進めていくか?を変えなければならず、一定の方法で全ての案件が上手くいく事はありません。
工作方法は情報次第で変動します。
工作方法は、対象者の自宅住所や名前、生年月日、携帯電話番号などの個人を特定する情報だけではなく、対象者の性別、性格、育ち方、考え方、学歴など、対象者がどのような人物なのか?を絞り込む情報も必要になります。
例えば、別れさせ屋工作を進める際に、個人情報が分かれば別れさせる事が出来る訳ではありませんし、復縁屋工作を進める際に個人情報が分かれば復縁できる訳ではありません。
個人情報の他にプロファイリングする為の情報が無ければ、どんな心理誘導が有効なのか?が分からず、プロファイリングする為の情報が工作方法をご提案させて頂く際に必要となります。
- 異性交遊が頻繁
- 借金がある
- 嘘を吐いている
- ギャンブル好き
- 友人関係が多い…etc
対象者自身を表す情報があるので、それに合わせた方法をご提案させて頂けますが、浮気性の男性対象者に浮気をさせれば別れる可能性が高い!!のように、自宅住所などの個人情報が分かるだけでは、方法をご提案させて頂く事が出来ません。
情報を集めて使う方法を実行に移します。
情報は使わなければ意味を成しませんが、情報が無ければ何かを実行出来ません。
情報という分かるものがあるから、その情報を利用した方法を実行に移せますが、情報が無ければ何をすれば良いのか?どこから着手すれば良いのか?も分からないので、情報次第で提案させて頂く方法の幅が広がります。
情報をお持ちでなければ、工作の前に調査をして情報を集める!!という方法もあるので、情報が無いから依頼が出来ない!!とはなりませんので、ご安心ください。
工作方法は【目的】で変わります
依頼者様がご依頼頂く際は、別れさせや復縁の様に、何かしらの目的があってご依頼頂く事と思いますが、その目的によって工作員の活用方法も異なり、どんなアプローチを掛ければいいのか?も目的次第で工作員への指示が変わりますので、依頼者様からお聞かせ頂く、状況などのお話し次第で、ご提案させて頂く方法も異なります。
例えば、不倫相手となった対象者を別れさせる際に、何を目的として工作方法を実施するか?でも異なりますが、別れさせる事と、対象者の携帯電話から連絡先を消去させて別れさせる事では、方法が異なりますし、目的次第で工作員がどこまで対応すればいいか?と、どんな方法が適切か?が変わります。
別れさせる際に、浮気させるような形で別れさせるのか、それとも復縁を目的なので、浮気させるのではなく、依頼者様との復縁を目的として別れさせるのか、でも異なりますし、依頼者様の目的次第で工作の方法は異なるので、どんな工作方法を求めているか?については、ご相談頂ければ対応出来る案件なのか?についてもご返答させて頂けます。
細分化して方法を取り決めるから成功が見えてきます。
接触方法や人間関係の構築方法、心理誘導の方法と、依頼者様の要望に沿った工作の方法をご提案させて頂きますが、どの方法も、大まかな方法の中に、対象者に合わせた方法を組み込んでいく形となり、無数にある選択肢の中から、方法を状況によって対応していく事で成功率の高い方法にも繋がります。
例えば、対象者の退勤時に寄る場所で接触する方法をご提案させて頂いた際に、実際に対象者を調査したら、どこにも寄らず帰宅する日々の場合、柔軟な対応が出来ない業者では、接触出来ず失敗…となりますが、対象者の退勤時にどこにも寄らないなら、休日の行動に合わせて接触させる方法にシフトします。
心理誘導でも同様で、対象者と接触して人間関係を構築した際に、誘導するように進めていきますが、対象者の反応などを確認して、心理状態を分析しながら心理誘導の方法を実行に移すので、大まかな流れの中に細分化した正しい選択肢の繰り返しで工作を成功に導く方法となります。
特殊なケースへの対処方法
依頼内容が特殊なケースである事もあり、恋愛感情だけではなく、ご両親がお子様の恋人を別れさせたい!!というご相談も承っておりますので、子供を傷付けたくない…という依頼者様もいらっしゃるので、特殊な工作方法を求める方もいらっしゃいます。
工作方法を実行中に、対象者が反社会勢力であったり、工作員が何かしらのトラブルに巻き込まれる事もあり、特殊なケースでの工作方法もあります。
他にも特殊なケースでは、DVを受けていて、別れたいけど別れられず、別れさせ屋工作のご依頼を検討しているものの、パートナーに対する恐怖心があり、失敗したら何をされるか分からない…という恐怖があり、依頼を踏み止まる方もいらっしゃいます。
交際時に、その場の雰囲気でセックスをしている時の動画を撮影してしまい、別れ話をすると、その動画をネットに拡散されてしまう恐怖がある依頼者様、対象者が殆ど外出せず、接触方法自体が困難を極めるケースなど、特殊なケースの工作方法を用いるケースもあります。
DVの恐怖心があるケース
DVが酷くて別れたら何をされるか分からないケースでは、暴力による恐怖は女性ならではのものであり、最近では女性が男性にDVをするケースで提案させて頂く方法があります。
このケースの場合の場合、通常の別れさせ屋工作の方法ではなく、特殊なケースでの別れさせ屋工作の方法をご提案させて頂く事があります。
周囲の人に危害を加えられる恐れがあるケースがあり、行方をくらます事により親族や友人などの身近な人へ攻撃の矛先が向いてしまうので、別れるに別れられない…といったケースになります。
暴力による恐怖心から抜け出すことは容易な事ではないので、児童虐待の痛ましい事件やDVによる事件がクローズアップされる様になってきた為、昔よりは行政関係や警察も対処してくれる様にはなってきていますが、まだまだ事件性が無いと動かない体制からは脱却していない為、ご自分の問題をどこに頼めば良いのか困惑されてしまっている方も多く見受けられ、事前にどの人物が被害を受けそうか?を確認してから別れさせ屋工作の方法に組み込むケースもあります。
弱味を握られているケース
リベンジポルノをされる様な内容の写真や動画を撮られていて、動画や画像の流出の危険があり、動画や画像が流出する事を最優先で防ぎたい!!という依頼者様にご提案させて頂く方法になります。
パートナーとお付き合いしている中で、つい『その場のノリ』や『相手が望んで断り切れなくて』等の理由で、二人の性交渉中の画像や動画を撮らしてしまった。または、裸の画像を寝ている隙に撮られて脅されているといった方もスマホの普及と共に多くなってきている傾向ですが、その場合、単純に別れる方法ではなく、動画や画像を削除して別れる方法を実行に移さなければなりません。
社会的制裁に成り得る証拠を持たれている場合も、特殊な性癖の方がその内容を画像や動画などで証拠を持たれて別れるなら周囲にばらす。別れるならネットに拡散する。などの脅迫をされていたり、パートナーに勧められてドラッグ(大麻や覚せい剤、コカインなど)を使用している所を動画で隠し撮りされて脅迫されているなど、自分にとっては致命的な証拠をネタにされて別れられないケースでは、パートナーの心理状態を人生を棒に振る可能性がある。と誘導していく方法もご提案させて頂きます。
心理的作用により別れられない
『別れたら自殺する。』と言われてしまい、別れ話しをしようとするとパートナーから自殺や殺人を仄めかされ、罪悪感や情、恐怖心などから離れられない方にもご提案させて頂ける方法があります。
『そんな事は無視して別れれば良いのに。』と思う方も多いのですが、実際に対面すると無視できる状態ではなく、対面した本人にしか恐怖は分かりません。
その為、パートナーに別れを切り出すと自殺を仄めかされるケースでは特殊な別れさせ屋工作の方法を用いて、相手の心理状態を落ち着かせて別れに進めるように心理誘導する方法が求められます。
こういったケースは、漫画やTV、映画の世界の話しの様に聞こえるかもしれませんが、実際に一種の洗脳の様な形で被害に遭われている方が居るのが現実です。
有名人で言えば、大物ロックバンドのボーカルの方や、女性コンビのお笑い芸人だった方も『洗脳』されていた事は事実ですし、北九州監禁殺人事件も犯人による『洗脳』により引き起こされた無残な事件です。
『洗脳』までいかなくても心理的に優位な立場の関係性を築くことにより、ターゲットとなる相手を精神的に縛り付けて離れない様に仕向けている人間もいます。
金銭が目的の時が多いのですが、金銭が関わらない恋愛の問題になると特に拗れて別れられなくなっているケースが大半です。
対象者がどう考えるか?を利用した方法だから探偵の業務となります。
別れさせ屋工作も復縁屋工作も、対象者の心理状態を利用して別れさせや復縁に進むように仕向ける方法になりますので、対象者の行動や考え方を読み解き、推測した状況に合わせて心理誘導を仕掛ける事で、どんな方向に進むか?を予測して行動に移します。
接触方法では、対象者がどんな接触方法を取れば、対象者と人間関係の構築が出来るのか?を事前にリサーチしておき、リサーチして得た情報を元に、工作員がどこで、どんなタイミングで、どんなアプローチをするか?によって、人間関係の構築と、対象者との連絡先の交換などに進めます。
人間関係を構築する際は、対象者の趣味嗜好に合わせて、どんなタイプの工作員なら関係を構築し易いか?を依頼者様から頂く情報を元に、関係を構築していきます。
そして、心理誘導の方法では、自然な接触の形を取り、人間関係を時間を掛けて進めていくので核心に迫る情報を抜き出す方法を使う事が出来ます。
それらは、探偵業として対象者の行動を事前に予測する能力も活かされ、工作の方法は探偵の知識や経験を活かして実行に移されます。